ジュニパーベリーは、日本ではネズの実と言われています。ジュニパーベリーは、お酒のジンの香り付けとして使われていたり、ドイツの有名なキャベツの酢漬けのサワークラウドに入っていたり、肉料理などの香りづけに使われたり、ヨーロッパの食生活にはなじみの深いハーブの一種です。そのまま食べるには苦いのですが、調味料として使われると、その独特の香りが飲み物や食べ物の味を引き立てるので、重宝がられてきました。
ジュニパーベリーには独特の香りがあるため、香水や入浴剤、そしてアロマオイルとしてもよく使われています。ジュニパーベリーの香りは松ヤニに似ており、森のような香りとも言われ、心を静めてリラックスさせる作用や、精神を集中させる作用があると言われています。
ところでジュニパーベリーの作用は、それだけにとどまりません。ジュニパーベリーには、利尿作用、解毒作用があるので、身体のむくみを取ったり、ダイエット効果や美肌効果も期待できます。尿路結石や尿路感染症の予防効果もありますし、リウマチ性関節炎や痛風の症状を軽くするとも言われています。その他、殺菌作用や、腸内細菌の状態を整える作用もあると言われています。
ジュニパーベリーは、サプリ、お茶、アロマオイルなどとして出回っていますし、個人輸入などでも手に入ります。まずは料理やジン、アロマオイルなどでその香りや味を楽しんでリラックスするのもいいですし、ダイエットや美肌効果を期待してサプリメントとして摂取するのもいいでしょう。
妊娠中、授乳中の方、病気で治療中の方、健康に問題がある方は、サプリメントを始める前に、まず医師に相談されることをお勧めします。
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