夏は汗をかきやすくなり、皮脂の分泌もさかんになるため、
ニキビが悪化する場合も多いようですが、逆にニキビが良くなる場合もあります。
汗や皮脂がずっと毛穴にとどまって酸化し、
毛穴がつまってしまうとニキビができやすくなります。 また暑くて寝苦しい夜が続くと寝不足になったり、 冷房をつけっぱなしで寝ることで肌が乾燥しやすくなると、
肌の抵抗力が弱まって、ニキビの原因となる可能性があります。
夏にニキビが出来やすい方は、まず洗顔をこまめにして、 その後は保湿を充分に行いましょう。 冷房をつけたままで眠る場合は、とくに保湿に気をつけましょう。 ケミカルピーリングを定期的に行って、皮脂や角質をきれいにするのもよいでしょう。
夏の暑さのために、新陳代謝が良くなり肌の血行がよくなることで、
お肌の抵抗力や免疫力が強くなる場合は、逆にニキビはよくなります。
夏にニキビが良くなる方は、新陳代謝が落ちるとニキビが悪化する可能性があるので、 夏以外の季節には運動をしたり、 お風呂にゆっくりつかったりして代謝を上げるように気をつけましょう。
どちらの場合でも紫外線は美肌の大敵です。紫外線によってニキビが悪化する場合や、
ニキビ痕を色素沈着(しみ)にしてしまう場合もあります。 また、紫外線の影響は、何年も経ってからシミ、くすみ、ホクロなどの形でも現れてきます。 美肌のために紫外線を避けることは一番の基本です。 外出時には日焼け止めを使用し、帽子や日傘で紫外線をさえぎるように気をつけましょう。
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