最近、思春期を過ぎてからもニキビに悩む大人が増えています。
大人になってからできる大人ニキビは、脂性肌の人だけでなく、乾燥肌の人にもできます。
10代のニキビは、額や鼻など主に皮脂分泌量が多いTゾーンにできやすいのですが、
大人ニキビは、あごや頬、口の周りなどのUゾーンにできるのが特徴です。
働く女性に多く見られ、生理前に悪化し、治りにくく、痕が残りやすいといった特徴があります。
ニキビの原因には@過剰な皮脂分泌A毛穴の詰まりが大きく影響します。
思春期の頃にできるニキビの原因は、過剰な皮脂によるものが大半!
過剰な皮脂分泌により毛穴が詰まり、菌を繁殖させニキビとなります。
一方、大人ニキビは、角質の肥厚による毛穴詰まりが最大の原因!
年齢と共に角質層のターンオーバーが長くなり、角質層が厚くなります。
角質は、皮膚(表皮)の一番外側にあり、
古くなると自然とはがれ落ちて行きます。
もちろん毛穴の内部にも表皮の角質層があり、
この毛穴の周りの角質がなんらかの原因ではがれ落ちずに内側に溜まり
角栓(コメド)といわれる小さな固まりになって毛穴を塞いでしまうのです。
そして、この角栓で蓋を閉められた毛穴の中で、菌が繁殖し、ニキビとなります。
さらに、ストレス・便秘・不規則な生活(睡眠不足・偏食)によるホルモンバランスの崩れ、
長時間のメイク、紫外線・乾燥、生理前の女性ホルモンバランスの変化なども要因となります。
その意味で、大人のニキビは生活習慣に対する身体からの警告といえるでしょう。
睡眠不足や過激なダイエット、喫煙など、身体に無理な負担のかかることを習慣化していませんか?
これらはニキビを悪化させる原因になります。
生活習慣を改め、不摂生をしないようにしましょう。
また、ストレスがあると副腎からのステロイドホルモンの分泌が活発になり、
男性ホルモンの生成も増えてしまいます。
男性ホルモンが増加すると、皮脂の分泌が促進され、毛穴の角質も厚くなり皮脂が詰まりやすくなります。
ストレスを上手に発散していきましょう!
大人にきびについてはこちらもご参考にしてください。 |