今回は皮膚科と肛門科で迷う、お尻(肛門周囲)の症状についてです。
肛門科というのは若い女性でなくとも行きづらく、また、
皮膚科でお尻を見せるのも気が引ける・・・という方が多いですね。
ついついおっくうになるのもわかります。
肛門またはその周囲の症状で最も多いのはやはり「ぢ」でしょう。
これは一種の静脈瘤ですので冷え性・便秘がちの女性に多い症状です。
痛みまたは出血を伴う症状があれば「ぢ」の可能性があります。
特に女性では妊娠を契機に悪化することがありますので
前記の症状があれば、結婚・妊娠前に一度肛門科を受診されることをお勧めします。
また肛門周りのかゆみという症状も、この「ぢ」に付随しておきることがあります。
ですから、皮膚科と肛門科で迷う症状の際は、まずは肛門科を受診し、
特に異常が無ければ皮膚科を受診されるほうが良いでしょう。 |