皮膚科では外用剤と、場合によっては内服薬を
処方してもらいますが、
薬の説明をしてくれるかどうか、は皮膚科選びにおいて大事なポイントです。
処方箋薬局でお薬をもらう場合、
最近ではほとんどの場合、写真入りのお薬の説明書を
つけてくれますが、 説明書には
ある薬を使う場合の一般的な使い方しか書いてありません。
内服薬の場合は副作用の注意事項まで書いてある場合も
ありますが、
外用薬の場合はそこまで詳しく書いていない場合が多いようです。
ほとんどの場合、「1日数回、患部に塗布する」です。
外用剤でも、お薬によっては副作用の心配のあるものがあります。
例えば、ステロイド外用剤は炎症止めとして大変優れたお薬ですが
水虫などの感染症を誘発しやすく、
(部位にもよりますが)長期連用で皮膚が薄くなったり
毛が濃くなったりする場合もあります。
だから、「これはステロイド外用剤と言って、強い炎症止めの薬です。
外用は1日2回まで、炎症がおさまったらいったんお休み。
最大連用は2週間までね。免疫が少し弱くなるので、水虫などの
感染症に注意が必要よ。時々チェックのために皮膚を見せてね。」
・・・なんて説明してくれる先生が居たら、パーフェクトです。
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