皮膚科と泌尿器科を一緒にやっているクリニックは結構あります。
実は昔、大学病院等でひとつの科として存在していたからなのです。
この二つが分かれたのはこの何十年くらいの間ことです。
泌尿器科とは女性男性問わずに、
尿が排泄されるまでの経路(腎臓・膀胱・尿道)と生殖器・精巣の
異常を診る科として知られていますね。最近はED(勃起障害)治療も知られています。
これに対し、皮膚科は全身の皮膚を診る科です。
なぜこの2つがひとつの科であったかと不思議な気もします。
STD簡単に言うと性病のことですが、
これらは生殖器の皮膚に異常が現れることが多かったからでしょうか?
今は大学病院など医師の教育機関で、この2つはすっかり別々の科として存在しています。
街で「皮膚科・泌尿器科」という看板をよく見るのは、「皮膚科」の歴史の名残なのです。
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