よく足の裏にできるホクロは癌になるかもしれない、といわれていますが実際はどうでしょうか?
ホクロの癌は悪性黒色腫(メラノーマ)といわれています。 メラノーマは、白人のように皮膚のメラニン色素が少ない人種に最も起こりやすく、 黒人ように皮膚のメラニンがたくさんある人種には少ないと言われています。 中間色をもつ私たち黄色人種は、白人ほどのリスクはないが、 黒人ほど安全ではない、ということになります。
癌の原因には、遺伝やその他の環境要因がありますが、 紫外線が悪影響を与えることはよく知られています。
私たち日本人の場合、 高齢化してくると紫外線があたりやすい顔などにメラノーマができることがあります。 また日本人は足の裏や爪のホクロ(爪の色素線条)から癌化しやすいことも知られています。
足の裏や爪の色素線条のサイズが小さく、 大きさに急激な変化がない場合はリスクが低いといわれていますが、 心配な場合はホクロをとるか、定期的に組織検査をしてもらうとよいでしょう。
ほくろ除去についてはこちらもご参考にしてください。 |